革バッグクリーニング

牛革やシープ(羊革)などの本革バッグ(革鞄)のクリーニングについて、革は黒や赤、白など色々な色に着色(染料・顔料) 加工して使用されています。購入されたハイブランドバッグや靴も同様に色を付けています。動物の皮の繊維はしっかりしているので紙や布のように革繊維の奥まで色が浸み込みません。また、厚みも全然違います。

革バッグクリーニングについて

色付けの状態は、表面に色がついている木や鉄の塗装と同じような感じです。革鞄(革バッグ)の色が剥げたり色あせした場合は色の染め直し(塗り直しのカラーリングになります。汚れが付いた場合も同様で、無理に汚れを落とすと靴に付けた色が擦けて取れてしまい汚れだけが残ります。

皮革レザーは、布やナイロン・合皮などと比べると素材は大変丈夫で耐久性に優れています。革が破れたりひび割れなどしていなければ、色の塗り直しをすれば長く使用できます。

革製のバッグ(鞄・バッグ)の食べ物シミやボールペン、マジックの汚れは、革の繊維まで汚れが入り込みクリーニングだけでは汚れが落ちません。執拗に汚れ落としをすると汚れは残り、革の色が落ちてしまう最悪の事態になります。特に海外のブランドバッグ(革鞄・革バッグ)は大変デリケートな革を使用したり、繊細な色をしていることがありますので、よりトラブルが大きくなることもあります。

汚れが気になる時は、染め直しをすることを前提に汚れ落としのクリーニングをしてから革の染め直しをします。