夏は、衣類にとって意外と過酷な季節です。大量の汗、強い紫外線、湿気、レジャーでの汚れ。気付かないうちに、衣類にはダメージが蓄積しています。
一方で、夏は「クリーニングに出すものがない季節」と思われがちです。でも実は、夏だからこそ早めにお手入れしておきたい衣類がたくさんあるのです。
夏の汗は「水洗い」でケア。放置すると変色して戻らないことも。
夏にたっぷり汗を吸った衣類は、そのままにしておくと、汗の成分が原因で黄ばみや臭い、変色を起こすことがあります。とくに、襟元や脇、背中は汗じみが出来やすい部分です。
ここで知っておきたいのが、汗は水に溶ける「水溶性の汚れ」だということです。一般的なドライクリーニング(油性の溶剤で洗う方法)は油汚れには強い一方、汗のような水溶性の汚れは落としきれません。汗をしっかり落とすには、水を使った洗い方や「汗抜き」処理が必要です。
さらに注意したいのが、紫外線との関係です。落としきれずに残った汗の成分に強い紫外線が当たると、衣類の染料が分解し、変色・退色を起こす原因になります。厄介なのは、一旦こうして色が変わってしまうと、後から汚れを落としても元の色には戻らないという点です。
だからこそ、汗をかいた衣類は、変色が進む前の早めのケアが大切なのです。
まだまだ暑い日が続く熊本ですが
